米軍の車の話は詐欺

米国国防総省: Military aircraft are not used to transport Privately Owned Vehicles.

和訳: 米軍の飛行機は、民間の車などを運ぶことはありません。

マイカー社会のアメリカでは、車はその人の人生において、住宅の次に大きな買い物。そのため、「車=儲かるチャンス」と思う人が多く、詐欺師にとって車は絶好の詐欺ネタ。

トリックは、こんなあらすじ。

  1. 兵士(詐欺師)は何かの方法で車を手に入れると言う。たとえば、「叔父が亡くなり、車は彼の遺産。」(実際、車は存在しない。)
  2. この車は使うことないから売りたいが、売る前に手に入れる必要がある。
  3. 兵士は戦地にいるため、自分で受け取ることができない。
  4. 自分の代わりに車を受け取り、車のディーラーに売ってもらったら、お金を50−50で分けてOK。

「車を売ることに協力してくれない?」のような誘いに合意してしまったら、詐欺が始まる。

車が税関で引っかかり、「税関」(実は、詐欺師のアカウント)にお金を振り込まないと、車は「国の政府が没収してしまいます」。

ちなみに、「customs」(税関)の人からも連絡がくることはありますが、こいつらも詐欺師の同僚です。

そして、お金を振り込んでくれないと、詐欺師は、こんな風に怒ったりします。

詐欺師

なんであなたを信用したのか!俺は大馬鹿だ。人に騙されて最悪だ!

詐欺師は、人を騙すために、相手、すなわち、被害者を「俺を騙してるんじゃない?」と挑発することが非常に得意。

まとめ

車の売買についての話は詐欺です。

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エド先生のプロフィール

Edward Johnson
  • 2冊の著者
  • 恋愛や学習のコーチ
  • ボキャブラリーの長期記憶を研究中